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フィッシングサイトが最多記録を更新 - 報告数も高水準

宅配業者の不在通知を装った「SMS(ショートメッセージサービス)」によるいわゆる「スミッシング」も増加。誘導先のサイトで不正なアプリをインストールしたり、金融機関をかたるフィッシングサイトへ誘導されたという報告が多く寄せられた。

また、フリマアプリをかたるフィッシングサイトに情報を入力してしまったとして相談が寄せられるケースも目立っている。

URLについては、大量に取得したランダムな文字列の独自ドメインに、正規サイトのドメイン名を追加したURLが多く、アドレスバーの表示領域が小さいスマートフォンでは、正規サイトのURLと見誤る可能性があるとして、注意を求めている。

(Security NEXT - 2020/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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