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2019年4Qのフィッシング、前四半期比1.5倍に - RSA調査

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フィッシングの標的国(RSAの発表をもとに独自に作成)

同四半期にフィッシング攻撃の標的となった国を見ると、「カナダ」が71%を占めた。

「米国」と「インド」が6%で続く。一方、フィッシング攻撃をホストした国では、「米国」が57%でもっとも多かった。

一方、同四半期に日本国内でホストされたフィッシングサイトは55件。10月が12件、11月が7件、12月が36件だった。2018年10月に100件超とピークを迎えたが、以降は、3件から37件の間で増減を繰り返している。

また同社では、同四半期に窃取され、売買されていたクレジットカード情報608万8800件について、復旧対策を行った。これらの8割強が米国、インド、スペイン、ブラジル、イギリスの5カ国で占められているという。

(Security NEXT - 2020/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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