フィッシングURLは過去最多 - 報告やブランド悪用も増加
フィッシング対策協議会が2月に把握したフィッシングサイトのURL件数が過去最多を更新した。報告件数も前月から増加している。
同月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は7630件。前月の6653件から977件増加し、過去4番目に多い件数となった。
2019年2月以降は2000件を下回る月はなく、特に8月以降は5000件以上と高い水準で推移している。
フィッシング攻撃に用いられたユニークなURLは3046件。これまでもっとも多かった2019年2497件を大きく上回り、過去最多となった。

フィッシング攻撃の報告やURL件数の推移(フィ対協の発表をもとに独自に作成)
(Security NEXT - 2020/03/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
フィッシング報告とURL件数が大幅減 - 旧正月前後は縮小傾向
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出