過去1年に企業の14.2%が被害を経験 - 8%がランサム被害
過去1年間にセキュリティ被害に遭った企業は14.2%だった。1件あたりの被害額は、増加傾向にあるという。
IDC Japanが、国内企業829社について、セキュリティ対策の状況について4月に調査を実施、結果を取りまとめたもの。
過去1年間でセキュリティ被害に遭った企業は14.2%。前回調査とほぼ同水準だった。ランサムウェアの感染被害は前年より2ポイント減となる8%が被害を受けたと回答。過去に重大なセキュリティ被害に遭った企業は25.2%だった。
復旧や賠償金などにかかった費用は、「500万円未満」が37.3%で前回から1.8ポイント増加。「500〜1000万円以上」が15.8%で5.7ポイント増加した。
(Security NEXT - 2019/06/18 )
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