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2018年の個人情報漏洩は443件、想定損害賠償総額は2684億円 - JNSA調査速報

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、2018年に発生した個人情報漏洩事故について調査を実施し、速報値を取りまとめた。インシデントは443件で、漏洩した個人情報は561万3797件だった。

2018年にメディアが報道したり、組織が発表した個人情報関連のインシデントを集計。速報値として取りまとめたもの。

2018年に発生したインシデントの件数は443件で、前年の386件を上回った。あわせて561万3797件の個人情報が漏洩し、インシデント1件あたりの漏洩件数は1万3334件。

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個人情報漏洩インシデントの概要(表:JNSA)

(Security NEXT - 2019/06/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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