Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増

JPCERTコーディネーションセンターは、2024年第3四半期に報告を受けたインシデントの状況について取りまとめた。

同センターによれば、同四半期に寄せられたインシデントの報告は1万797件。前四半期の1万5396件から29.9%減少した。

重複を除いたインシデント件数は5147件で、前四半期の6604件から22.0%減。関係者などへ対応を依頼した調整件数は3331件となっている。

インシデントの内容を見ると、「フィッシングサイト」が4233件で全体の82.1%を占める。前四半期の5025件から15.8%減少している。

国内ブランドを装うケースが約7割を占める。「eコマース」を装うケースが85.4%ともっとも多く、次いで「金融」が11.9%だった。

(Security NEXT - 2024/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意