IoTセキュリティ対策の進捗状況と今後の課題を取りまとめ - 総務省
総務省は、IoTにおけるセリュリティ対策の進捗状況と今後の取り組みについて取りまとめた。
さまざまな機器がインターネットへ接続される「IoT」において、セキュリティの確保が社会における重要な課題であるとして、同省では2017年10月に「IoTセキュリティ総合対策」を公開。その後の進捗状況や今後求められる取り組みを「IoTセキュリティ総合対策プログレスレポート2019」として、取りまとめた。
「IoTセキュリティ総合対策」では、IoTが社会基盤となると、セキュリティ対策が不十分な場合、広範囲でリスクが顕在化するおそれがあり、部分最適では不十分で、全体最適の総合的なセキュリティ対策が必要であると指摘。
内閣サイバーセキュリティセンターが公表した「安全なIoTシステムのためのセキュリティに関する一般的枠組み」を踏まえ、課題を「脆弱性対策の体制整備」「研究開発の推進」「企業などのセキュリティ対策」「人材育成の強化」「国際連携の推進」の5種類に集約している。
(Security NEXT - 2019/06/03 )
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