セキュリティ相談24.4%減 - 「偽警告」関連の相談は増加
情報処理推進機構(IPA)は、2019年第1四半期における相談状況について取りまとめた。相談全体では件数が減少したものの、「ウイルス検出の偽警告」に関する相談は増加している。
同四半期に同機構の「情報セキュリティ安心相談窓口」に寄せられた相談件数は3385件。前四半期の4477件から24.4%減少した。
相談内容を見ると、「ウイルスを検出した」などと偽警告でユーザーの不安を煽り、電話をかけさせて製品の購入やサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談が549件。前四半期の458件から19.9%増となった。
「ワンクリック請求」に関する相談は61件で、前四半期の105件から縮小。SNSやネットショッピングサイト、クラウドサービスなどにおいて、第三者にIDやパスワードが不正に利用されたとする「不正ログイン」に関する相談は83件。前四半期の113件から26.6%減少した。
(Security NEXT - 2019/04/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
先週注目された記事(2025年2月2日〜2025年2月8日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
巧妙化続くサポート詐欺、窓口相談は前年度の約1.6倍
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
経営者が想定すべきインシデント発生時のダメージ - JNSA調査