Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2019年1Qはインシデントが増加 - 「スキャン」「マルウェアサイト」など

2019年第1四半期のインシデント件数は4972件で、前四半期を1割以上上回った。「スキャン」「マルウェアサイト」などの動きが目立っている。

JPCERTコーディネーションセンターが、同四半期に報告を受けたインシデント状況を取りまとめたもの。

同四半期のインシデント件数は4972件。前四半期の4488件から484件増加した。サイトの管理者などに対応を依頼した「調整件数」も2916件と、前四半期の2579件を上回っている。

インシデントを月別に見ると、1月は1649件、2月は1562件、3月は1761件だった。

20190412_jp_001.jpg
インシデントの状況(表:JPCERT/CC)

(Security NEXT - 2019/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
活用進む「AI」、攻撃者側より対策側に多くの恩恵との声も
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」