Facebook、ロシア関与疑われる不正アカウントを凍結 - 100万件以上のフォロー
Facebookは、「Facebook」や「Instagram」において、ロシアが関与したと見られる偽情報の発信ページやアカウントなどを凍結したことを明らかにした。こうしたページは、100万件以上のアカウントによってフォローされていたという。

削除されたページの一部(画像:Facebook)
法執行機関やセキュリティ専門家をはじめ、連携して調査を行い、虚偽の表示や偽アカウントなどSNS上で展開していた2種類の活動を特定、対処したもの。
ウクライナや不特定多数の国を対象とする2種類の活動が確認されたという。双方に関連性は確認されていないが、いずれもロシアが関与したと見られている。
ロシアを起点とし、バルト諸国、中央アジア、コーカサス、中央および東ヨーロッパなどを対象に活動したと見られる活動では、75のFacebookアカウントと289ページを削除した。
独立したニュースを装って情報が発信されていたが、ロシアの通信社Sputnikの従業員と関係性を確認。NATOへの反感や抗議活動を煽る内容を発信していた。これらページに対しては、約79万アカウントがフォローしていた。
(Security NEXT - 2019/01/21 )
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