ネット利用者の4人に1人は対策未実施 - 不安は「個人情報流出」約8割で最多
インターネット関連のトラブルで不安を感じることを尋ねたところ、約8割が「個人情報の流出」を挙げた。「詐欺」や「子どもや家族の危険」などの声も目立つ。
内閣府が「インターネットの安全、安心に関する世論調査」の結果を取りまとめたもの。9月20日から30日にかけて、18歳以上を対象に調査員が個別に聞き取り調査を行った。有効回答数は1666人。このうち27.9%はインターネットを利用していないとしている。
インターネット利用時のトラブルについて、全回答者のうち67.6%が「不安がある」「どちらかといえば不安がある」と回答。「不安はない」「どちらかといえば不安はない」との回答は21.7%となり、大きく差が開いた。
年齢別に見ると、50〜59歳では82%が「不安がある」と回答しており、もっとも高い割合を示した。一方、もっとも割合が低かったのは70歳以上。70歳以上は、70.1%がインターネットを利用していないと回答する一方、49%がなんらかの不安を感じていた。
(Security NEXT - 2018/11/12 )
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