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精鋭ハッカー部隊「レッドチーム」で堅牢性向上図るMS - 秘密の舞台裏に迫る

Watson氏は、セキュリティを発見するプロセスにおけるバグバウンティの貢献を評価しつつも、すべての脆弱性を見つけることは困難であると指摘。

さらに同氏は、レッドチームについて「侵入に対する哲学」を持っており、レッドチームに独自の価値があることを強調。脆弱性に対する向き合い方に「違い」があるという。

「バグバウンティは脆弱性を発見することが目的。一方レッドチームは、目前の脆弱性に対する保護にとどまらない。脆弱性を悪用するエクスプロイトそのものの無効化を目指している(同氏)」

「レッドチーム」では、脆弱性に対して幅広い側面から強力な攻撃をしかけ、実際に悪用するところまで踏み込む。そのうえで悪用を無効化する対策を明らかにし、製品開発へと活かしていくわけだ。

(Security NEXT - 2018/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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