「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急アップデートを
Adobeは、ウェブアプリケーションサーバ「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性が含まれていることを明らかにした。できるだけ早急に対策を講じるよう注意が呼びかけられている。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる現地時間2025年7月8日にセキュリティアドバイザリを公開し、注意喚起を行ったもの。
CVEベースであわせて13件の脆弱性を明らかにした。アドバイザリを公表した時点で脆弱性の悪用は確認されていないという。
5件については重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティング。7件を2番目に高い「重要(Important)」、のこる1件を「中(Moderate)」とした。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを見ると、XML外部実体参照(XXE)の脆弱性「CVE-2025-49535」が「9.3」で今回判明したなかではもっとも高い。
(Security NEXT - 2025/07/09 )
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