9月のフィッシング報告、3割減 - ブランドの悪用被害は増加
9月のフィッシングの報告件数は、前月の約3分の2と大幅に減少した。一方で悪用されたブランドは前月より増加している。
フィッシング対策協議会が、9月に寄せられたフィッシング攻撃の動向について取りまとめたもの。9月は1244件の報告が寄せられた。
前月の1874件から630件減と大きく改善。3月以降、2000件前後で推移し、ピークを迎えた5月には2701件に達したが、やや落ち着きを取り戻した。とはいえ、2月以前と比較すると依然として高い水準にあることに変わりなく、引き続き注意が必要だ。
フィッシング攻撃に悪用されたURLは846件。前月を108件下回るものの、報告数に比べると減少率は小さい。一方、悪用されたブランド件数は34件で、前月から2件増加している。
フィッシング報告やURLの推移(フィ対協の発表をもとに作成)
(Security NEXT - 2018/10/03 )
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