上半期のサイバー犯罪検挙、4183件 - 仮想通貨の不正送金が大幅増
オンラインバンキングの不正送金が減少傾向にある一方、仮想通貨事業者などに対する不正アクセスに起因した不正送金は大幅に増加している。認知件数は158件で、前年同期の51件から3倍に増加した。
被害額を見ると、約605億300万円にのぼり、前年同期の約1億1500万円に対し、約526倍に拡大。仮想通貨取引所のコインチェックより約580億円相当が不正送金された事件の影響が大きいものの、同事件を除いても大きく増加している。
また仮想通貨の不正送金被害158件のうち102件は、IDとパスワードをほかのインターネットサービスと同一にしていたという。
(Security NEXT - 2018/09/26 )
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