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眠れる「ハッカー」に活躍の場を、「日本ハッカー協会」が設立 - 法的トラブルの対策支援も

元来「ハッカー」は特にセキュリティ分野のみに用いられる称号ではないが、同協会では事業開始当初、セキュリティ人材に特化し、人材紹介サービスを展開。

登録会員はウェブサイト上で募集。13種類の職種、300以上のスキルを登録でき、マッチした登録会員について人材を紹介するしくみ。年度末までに1000人、最終的には数万人規模の登録を目標に掲げている。

ユニークな点は、個性豊かな「ハッカー」をいかに企業に紹介するか、だ。採用側ではなく、あくまで仕事を求める「ハッカー」の立場に立ったマッチングに「こだわり」を見せる。

すぐれた技術を持ちつつも、「ニート」など前歴がなく、企業側が積極的に採用できないケースもある。そこで同協会が仲介に入り、あくまで「技術」を中心に、ライフスタイルといった個性など、従来の「求人票」には現れない部分も踏まえ、紹介先で活躍できるかを見極めた精度の高いマッチングを目指している。

(Security NEXT - 2018/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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