職員のメールアカウントが詐取、メールが外部へ転送 - 富山県立大
富山県立大学は、複数の教職員がフィッシング攻撃によってメールアカウントのIDとパスワードが詐取され、攻撃者により設定が変更されて受信したメールが外部へ意図せず転送されていたことを明らかにした。

フィッシングによる被害が発生した富山県立大
同大によれば、教職員5人のメールアカウントのIDとパスワードが、フィッシング攻撃により詐取されたもの。複数の教職員にフィッシングメールが届いたが、5人が誤ってフィッシングサイトにIDとパスワードを送信してしまったという。
5月16日に1人が詐取され、さらに同月23日未明に4人が入力。同日9時過ぎに事務局が注意喚起を行い、詐取された5人のいずれも同日午前中にはパスワードの変更を済ませていた。
しかし同月28日、メールの転送を失敗したことを通知する身に覚えのないメールが教職員1人に届いたことから問題が発覚。調査を行ったところ、3人のメールアカウントで、メールが自動的に転送されるよう設定が変更されていたことが判明した。
(Security NEXT - 2018/05/31 )
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