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ふるさと納税者情報を扱うグループメールで権限設定ミス - 海士町

島根県海士町は、ふるさと納税寄付者に関する個人情報を含むメールが、外部から閲覧できる状態となっていたことを明らかにした。

同町によれば、関係者間で情報の共有に用いていた「Googleグループ」の閲覧権限の設定に不備があったもの。

2021年4月12日から2025年7月2日までにふるさと納税を行った寄付者の個人情報を含むメールが外部から閲覧できる状態となっていた。

ふるさと納税の外部サイトから寄付の申し込みが行われた場合、グループメールに転送され、同町や委託先事業者で情報を共有していたが、やり取りしたメールを第三者が参照できた。

対象となる個人情報はあわせて2万9603件。外部サイトごとにメールに記載される個人情報の項目が異なるが、いずれも氏名が含まれており、このうち住所が含まれるケースが1万1113件、くわえて連絡先も含まれるケースが9074件だった。

(Security NEXT - 2025/08/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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