Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

健診受診者の個人情報をメールに誤添付 - 日光市

栃木県日光市は、会議出席者に会議資料をメール送信した際、健診結果など含む約9500人分の個人情報を誤って送付したことを明らかにした。

同市によれば、5月30日に市職員8人、6月3日に会議出席者3人に会議資料をメール送信した際、個人情報含むデータを誤って添付するミスがあったという。

誤送信したデータには、はつらつ健診受診者3981人、特定健診受診者5568人に関する氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢、性別、被保険者証番号、健診結果などが含まれていた。

6月15日に担当職員が送信したメールを確認し、誤送信が判明。すべての受信者においてメールおよびデータが削除されたことを同月17日に確認した。

受信者におけるデータの保存、メール転送など外部への二次流出はないとしており、不正利用なども確認されていない。

同市では、対象となる受診者に書面で経緯を説明し、謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2024/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

除草工事委託先への安全講習会案内メールで誤送信 - 茨城県
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット