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個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県

新潟県は、上越地域振興局地域整備部が発注した設計業務の委託事業において、契約書類を誤って関係ない別人のメールアドレスへ送信したことを明らかにした。

同県によれば、4月11日16時半ごろ、受注者からのメールを庁内の公文書管理システムに転送する際、関係ない別人に送信したもの。アドレス帳から送信先メールアドレスを選ぶ際、本来の送信先とは異なるメールアドレスを選択し、確認しないまま送信したことが原因だという。

問題のメールには、管理技術者と担当技術者8人の氏名、生年月日、業務経歴、所有資格のほか、業務受注者の氏名とメールアドレスが含まれる。

同日、メールの受信者から連絡があり判明したが、所属内で情報共有されていなかった。同月16日に再度受信者から連絡があり、所属長が問題を把握した。

同県では、業務受注者と誤送信先に謝罪。誤送信したメールが削除済みであることを確認している。

(Security NEXT - 2025/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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