Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業間のパーソナルデータ共有、肯定派と否定派が拮抗 - 漏洩へ強い懸念

本人の同意のもと、複数の企業間でパーソナルデータを共有するしくみによって、新規契約時の情報登録や、ウェブサービスごとのパスワード管理などの負担が軽減できるサービスが提供された場合の利用意向については、50.7%が「利用したい」と回答した。

一方、「利用したくない」「どちらかといえば利用したくない」という回答が49.2%で拮抗している。理由を見ると、「情報漏洩が怖いから」が76.1%で最多。「企業が情報をどのように利用するかわからない(38%)」「負担軽減のメリットを感じない(30.9%)」といった回答も目立った。

20180423_nd_002.jpg
パーソナルデータの共有を利用してくない理由(グラフ:NTTデータ経営研究所)

(Security NEXT - 2018/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
「自分は絶対に大丈夫!」との思い込みこそ危険 - 無料啓発教材を公開
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
Androidアプリ開発者向けセキュリティガイドに改訂版 - JSSEC
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出
4Qの脆弱性届出は163件 - ウェブサイト関連が約2.6倍
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も