Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「memcached」のDDoSパケット内に仮想通貨要求する脅迫文

「memcached」を踏み台としたDDoS攻撃において、送信されたデータに金銭を要求する脅迫文が含まれていたことがわかった。金銭を払っても攻撃が止むことは期待できず、要求に応じないよう注意が呼びかけられている。

DDoS攻撃の実施をちらつかせ、金銭を要求する脅迫は、「ランサムウェア」になぞり、「ランサムDDoS攻撃」などとも呼ばれ、これまでも確認されているが、拡大する「memcached」のリフレクション攻撃に対処しているAkamai Technologiesでは、今回の攻撃に関連する脅迫文を確認したという。

20180308_at_001.jpg
Akamaiが公開した攻撃パケットの一部

従来はメールにて脅迫文が送りつけられるケースがほとんどだったが、今回の「memcached」を利用したリフレクション攻撃の一部では、送りつけられた攻撃トラフィック内に金銭を要求するメッセージが埋め込まれていた。

攻撃トラフィックに攻撃者のウォレット情報を記載するとともに、約200万円弱相当の仮想通貨「Monero」を送信するよう求める。

(Security NEXT - 2018/03/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米英豪、イランのAPT活動に注意喚起 - 「Fortinet」「Exchange」の脆弱性が標的
9月のDDoS攻撃件数は増加、最大規模の攻撃は約4.4Gbps - IIJ調査
2021年3Qはインシデントが約25.9%増 - 「サイト改ざん」が倍増
NETSCOUTとNTTコム、DDoS攻撃対策で共同研究
A10、DDoS対策アプライアンスに上位モデル - 380Gbpsのスクラビングに対応
DDoS攻撃が前月から減少、最長だったのはmemcached反射攻撃 - IIJ調査
6月のDDoS攻撃、件数倍増 - 「Citrix ADC」からの反射型攻撃も
ゲーム事業者への攻撃が増加 - ただしDDoS攻撃は減少
2020年は1930億件のPWリスト攻撃を観測 - 約10億件を観測した日も
2021年2Qのインシデントは減少 - スキャン行為は増加