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国内で「Mirai」の感染活動を継続的に観測 - セキュリティ機関が注意喚起

感染機器としては、ロジテックの一部ブロードバンドルータが多く確認された。UPnPがインターネット側よりアクセス可能になっており、同インターフェースを通じて脆弱性が攻撃を受けていると見られる。

対象機器に対し、2013年ごろより脆弱性を修正したファームウェアが公開されているが、修正が行われていない機器が存在。国内の複数ISPにおいて感染機器が観測されていることから、セキュリティ機関では製品利用者に対する注意喚起を共同で展開している。

さらに国内で販売されていないがHuawei製のルータに存在する脆弱性を狙った攻撃が発生。また脆弱性に限らず、管理コンソールなどに対するブルートフォース攻撃でも感染を拡大するケースもあるとして、インターネット利用者へ適切な機器の管理などを呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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