職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
東京経済大学は、職員のメールアカウントが不正アクセスを受け、外部へ大量の迷惑メールが送信されたことを明らかにした。
同大によれば、11月30日4時半過ぎから、職員のメールアカウント2件が踏み台となり、約15万6000件の宛先に対して迷惑メールが送信されたという。
メールアカウントのパスワードが外部の第三者に窃取され、踏み台に悪用されたと説明。不正アクセスによる個人情報や機密情報の流出は確認されていないとしている。
問題の判明を受けてメールアカウントのパスワードを管理者が変更し、迷惑メール送信は停止した。
同大では、ウェブメールシステムに対する学外からのアクセスを一時制限し、職員に対してパスワードが脆弱な場合は変更するよう指示。あわせて文部科学省へ報告を行った。
同大主要システムについては、侵入された形跡は確認されていないとしている。
(Security NEXT - 2024/12/06 )
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