企業向け認知度調査、もっとも高い「WannaCrypt」でさえ4割満たず
2017年度のセキュリティ事件認知度ランキングは以下のとおり。
1位:ランサムウェア「WannaCrypt」の大規模攻撃、国内でも製造や運輸などで被害が発生
2位:Amazonほか、大手宅配業者の商品の発送や宅配便のお知らせを装った偽メールが増加
3位:無線LANの暗号化規格であるWPA2の脆弱性(KRACK、KRACKs)が発見される
4位:米Yahoo!で、不正アクセスにより最終的に30億人分以上の個人情報が漏洩
5位:マルウェア作成など中高生によるサイバー犯罪で逮捕者が続出
6位:Appleを装い、アカウント情報を詐取するフィッシング攻撃
7位:女性芸能人が利用するインターネットサーバへ不正にログインした無職男性が書類送検
8位:防衛省と自衛隊の情報基盤に対するサイバー攻撃報道
9位:女性タレントのメールサービスなどに不正接続した大手新聞社の従業員逮捕
10位:日本マクドナルドのシステムがマルウェアに感染し、ポイントサービスが利用不能に
(Security NEXT - 2017/12/12 )
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