Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

仕様変更によるChrome警告表示に冷静な対応呼びかけ - IPA

Googleが提供するブラウザ「Chrome」において、従来と同じページにアクセスした場合にも、仕様変更により警告表示が行われるケースがあるとして、情報処理推進機構(IPA)は冷静な対応を呼びかけている。

20171110_ip_001.jpg
変更後は「保護されていません」との警告が行われる(画像:IPA)

Googleでは、10月17日にリリースした「同62」より、SSL/TLSにより暗号化されていない接続で、ウェブページの入力フォームへ文字を入力すると、アドレスバーへ「保護されていません」との表示が出るよう仕様を変更した。

従来と表示が異なり、経緯を知らない場合に侵害を受けたと勘違いするケースも考えられることから、利用者が慌てないよう、同機構ではアナウンスを行っている。

旧バージョンでは、パスワードやカード情報などの機密情報をフォームに入力した場合のみ「保護されていません」とアドレスバーに表示していた。

(Security NEXT - 2017/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
既知脆弱性による「FortiOS」侵害の新手法 - 初期経路封じても被害継続
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件をあらたに公開
サーバから個人情報流出、不審メールに注意喚起 - 日本ユースホステル協会
「IBM AIX」に複数のRCE脆弱性が判明 - パッチや暫定修正プログラムを公開
米当局、2月は悪用済み脆弱性27件について注意喚起
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
米当局、複数ベンダー製ファイアウォールの脆弱性悪用に注意喚起
SonicWall製FW狙う脆弱性攻撃 - 更新できない場合は「SSL VPN」無効化を
先週注目された記事(2025年2月9日〜2025年2月15日)