Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2017年3Q、「ウェブ改ざん」が大幅減 - 「フィッシング」「マルウェアサイト」は増加

一方インシデントの内容を見ると、「スキャン」が2554件で前四半期の3447件から大きく減少した。

20171012_jp_002.jpg
カテゴリごとのインシデント件数(表:JPCERT/CC)

次いで多かったのは「フィッシングサイト」で、前四半期の736件から37%増となる1011件に拡大した。

「ウェブサイト改ざん」は254件で、前四半期の461件から目立った減少を見せた。

一方、「マルウェアサイト」は98件で、前四半期の59件から1.7倍に増加したという。

そのほか、「制御システム関連」が13件で前四半期の27件から減少。「標的型攻撃」と「DoS/DDoS」は各7件だった。

(Security NEXT - 2017/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
先週注目された記事(2025年2月23日〜2025年3月1日)
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
活用進む「AI」、攻撃者側より対策側に多くの恩恵との声も
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」