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公開領域に残存した移行用データが外部流出、個人情報約1.2万人分 - HIS

外部サイトで同サイトに関する記載があり、同社がアクセス状況を確認したところ、圧縮したファイルが外部の第三者によってダウンロードされていたことが判明。

ウェブサイトのリニューアルにおいて、旧サイトよりデータを移行する際に利用したデータが、誤って公開領域に保存されたままの状態だったという。

今回の問題を受け、同社では観光庁、個人情報保護委員会のほか、日本旅行業協会やプライバシーマーク制度の運用機関である日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)に事態を報告した。また関連するツアーの申込者に対し、メールで事情を説明する。

他オンライン予約サイトに関しては、今回問題が生じたシステムとは異なるシステムで運用されており、影響を否定した。

(Security NEXT - 2017/08/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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