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特別支援学校の児童情報含む私物USBメモリが所在不明に - 北九州市

福岡県北九州市は、特別支援学校の教諭が、児童の個人情報が保存された私物のUSBメモリを紛失したことを明らかにした。

同市によれば、同教諭は8月26日に学校でデータをバックアップするためにUSBメモリを使用。休暇を挟んだ同月28日に出勤したところ、机の引き出しなどにUSBメモリが見当たらないことへ気づいたという。

所在がわからなくなっているUSBメモリには、2023年度後期の通知表の下書き2人分と、2024年度の個別の指導計画2人分が記載されたドキュメントファイルが保存されていた。

職員室や自宅、帰宅時に立ち寄った店舗などを探索したが見つからず、9月2日に対象となる児童の保護者に対して経緯の説明と謝罪を行った。

再発防止に向けて同校では、使用禁止となっている私物USBメモリの持ち込みがないか確認したほか、個人情報管理に関する研修を実施。

また同市教委では市内学校に対して個人情報の適切な取り扱いについて再度確認、徹底するよう求めている。

(Security NEXT - 2024/09/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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