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調査に協力した患者のカルテを従業員が不正に閲覧 - バイエル薬品

バイエル薬品は、服薬に関するアンケート調査に協力した患者のカルテを、従業員が不適切に閲覧していたことを明らかにした。事実関係や原因について検証を進めている。

同社によれば、2012年と2013年に同社が実施したアンケート調査において、同調査に協力した患者のカルテの一部を、従業員が無断で閲覧していたもの。

同調査は、血栓症治療薬の形や服薬回数など服薬に関する嗜好について、実際に治療薬を使用している患者を対象に聞き取り調査を行ったもの。調査結果は国内の医学誌へ一時掲載されていた。

一方、同調査において、協力した患者のカルテの一部を、データ転記のために従業員が不適切に閲覧。さらに同調査では、実施主体が同社であることについて、書面上明確にされていなかったことから、2016年1月に医学誌から取り下げられている。

同社では、外部の専門家と協力して原因や経緯、事実関係を調査し、結果を公表するとともに、従業員の教育を徹底したいとしている。

(Security NEXT - 2017/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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