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病院看護師が電子カルテ画像を知人に送信、患者氏名は墨塗り - 長野県

長野県立こども病院の看護師が、電子カルテの画面を撮影し、コミュニケーションアプリで知人に送信していたことがわかった。外部から通報があり判明したという。

長野県立病院機構によれば、2025年4月4日に看護師が電子カルテの画面を個人のスマートフォンで撮影。撮影した画像を知人にLINEで送信していたもの。

7月22日に長野県の担当課に文書で通報があり、同機構が調査を行ったところ、8月1日に通報内容が事実であることを確認した。

LINEに送信された画像について、電子カルテにおける診療科と患者氏名などが含まれる患者一覧画面であることを照合した。

患者の氏名と病棟名は墨塗り処理されており、患者の特定に至る情報の漏洩は確認されていないとしている。

今回の問題を受け、全職員に向けて書面で注意喚起を行うとともに、職員倫理や情報セキュリティ、個人情報保護に関する教育を強化する。また情報を漏洩していた看護師については、秘密保持義務などへの違反があったとし、厳正に対処する方針。

(Security NEXT - 2025/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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