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ランサム被害で診療制限、サーバ内部に個人情報 - 宇都宮の診療所

宇都宮セントラルクリニックは、サイバー攻撃を受けたことを明らかにした。個人情報が流出した可能性もあるとして調査するとともに、システムに影響が出ており一時診療を制限している。

同院によれば、2025年2月10日に電子カルテなどのシステムにおいて不具合が発生。調査を行ったところ、同院サーバがランサムウェアにより侵害されていることが判明した。

サーバをネットワークより遮断。院内のシステムを使用できない状態にあり、診察や健診などの業務を制限している。

不正利用などは確認されていないが、サーバ内部の個人情報が外部へ流出した可能性があるという。

対象となるのは、患者に関する氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、診療に関する情報、健康診断に関する情報。

(Security NEXT - 2025/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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