Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

5358番ポートへのアクセスが増加、「Mirai」と異なるIoTボットネットか

警察庁は、TCP 5358番ポートに対するアクセスが1月下旬より増加しているとして注意喚起を行った。マルウェアへ感染したIoT機器が発信元とみられている。

20170322_np_001.jpg
TCP 5358番ポートに対するアクセスの推移(グラフ:警察庁)

同庁によれば、観測システムにおいて1月23日ごろよりTCP 5358番ポートに対するアクセスが増加しているという。発信元のIPアドレスを見ると、ベトナムや台湾、ブラジル、韓国、トルコなどが中心。発信元の52%が、telnetで利用するTCP 23番ポートに対してもアクセスを行っていた。

同庁が発信元IPについてブラウザで接続すると、いずれもネットワークカメラやルータなどネットワーク機器のログイン画面が表示される状態で、IoT機器がマルウェアへ感染し、攻撃の踏み台に利用されていると同庁では分析。

IoT機器へ感染するマルウェアとしては「Mirai」が有名だが、今回観測したアクセスでは、TCPシーケンス番号と宛先IPアドレスが一致する「Mirai」の特徴とは異なり、別のマルウェアが感染している可能性があるという。

(Security NEXT - 2017/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

脆弱IoT機器の発見管理技術を共同研究 - ゼロゼロワンと横国大
IPA、「情報セキュリティ白書2021」を発行 - 無料PDF版も提供予定
提出パブコメが外部流出、提出先MLに業務委託先 - 総務省
「スマートシティセキュリティガイドライン」1年待たず改定
2021年1Qのダークネット宛パケット、前月から約1割減
「Azure Defender for IoT」のリモート監視サービスを提供 - 東芝ITサービス
IoTマルウェアの検体情報など研究者にデータを無償提供 - 横国大
JSSECとSIOTP、6月にオンラインフォーラムを開催
脆弱性「FragAttacks」が判明 - ほぼすべてのWi-Fi機器に影響
FFRI、先端技術分野の脅威分析やトレーニングなど新サービス