Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

年末年始の長期休暇に向けて事前準備を

休暇明けの対応も重要だ。あらためて確認しておきたい。まず長期休暇中にセキュリティアップデートがリリースされていないか確認する。

必要に応じて動作チェックを行った上で、業務を開始する前に、アップデートを実施し、セキュリティ対策ソフトについても更新を行う。

また従業員が、パソコン端末やUSBメモリなどを外部に持ち出し、仕事をしていた場合、それらを経由してマルウェアが組織ネットワークに持ち込まれないよう細心の注意を払わなければならない。更新を行ったセキュリティ対策ソフトで必ずチェックを行ってから利用を開始するよう徹底したい。

また休暇明けは、休暇中に蓄積された未処理メールの対応に追われることもしばしばある。しかし、そういった隙こそサイバー攻撃者の狙い目となりうる。

標的型攻撃メールなどが紛れ込んでいることも想定し、あわてて記載されたURLへ安易にアクセスしたり、添付ファイルを開かないようあらためて指導しておく必要がある。

何度もやり取りし、ファイルを開かざる得ない状況に持ち込むソーシャルエンジニアリングの手法を利用した「やり取り型攻撃」も発生している。あわせて注意したい。

(Security NEXT - 2014/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
まもなく長期休暇、万全なセキュリティ対策で良い年越しを
盆休みにパッチ公開日が直撃 - 夏季休暇に向けて十分な備えを
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
年末年始に備え、セキュリティ対策を - 月例パッチは年明け1月9日
長期休暇に向けてセキュリティ状況の確認を
ゴールデンウィークに向けてセキュリティ体制の再確認を
政府、年末年始のセキュリティ対策で注意喚起
年末年始に向けてセキュリティ体制のチェックを