SNSへのフィッシング攻撃が増加、マイケルジャクソン便乗スパムも - Kasperskyレポート
Kaspersky Labは、6月のスパムメールやフィッシング、ウイルスメールに関する状況を取りまとめた。
レポートによれば、全メールにおける6月のスパム割合は83.3%で、前月から0.4ポイント増加した。スパム送信国ランキングでは、16.6%を占めたインドが引き続きトップ。ブラジル(11.2%)、インドネシア(6.3%)と続いた。
6月に最も多かったスパムは、故マイケルジャクソンさんの命日に便乗したもので、楽曲のコレクションを宣伝するものや、生存を主張してファンの関心を引こうとするものなどが確認されている。
一方フィッシングメールの割合は、5月と変わらず全メールの0.02%。攻撃対象となった企業のトップは「PayPal(44.7%)」で、2位の「eBay(9.5%)」から大きな差を付けた。
6月はオンラインゲームに対するフィッシング攻撃が減少する一方、SNSを標的とした攻撃の増加が目立ち、「Habbo」が6.3ポイント増となる8.5%で3位、「Facebook」が4.1ポイント増となる6.7%で4位となった。
(Security NEXT - 2011/08/03 )
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