Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施

「サイバーセキュリティ」の認知度は5割弱にとどまり、3割はプライベートで利用する端末のセキュリティ対策を実施していないとする調査結果を三井住友海上火災保険が取りまとめた。

同調査は、同社が6月3日から4日にかけて、インターネットでアンケート調査を実施したもので、20代から60代の男女1000人が回答した。

「サイバーセキュリティ」という言葉の認知度は46.7%。30代は36.6%、20代では32.7%と若い世代ほど低い傾向が見られた。

トラブルの認知度では、「メールやウェブ閲覧によるウイルス感染」が54.8%でもっとも多く、「ネット上のサービスへの不正ログイン」「スマホ決済やクレジットカード情報の不正利用」がともに53.8%と僅差で続いた。

「フィッシングによる個人情報の詐取」は50.5%、「ネットバンキングサービスの個人情報窃取」は44.5%、「不正アプリによるスマホ利用者への被害」は43.4%だった。

(Security NEXT - 2022/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
【特別企画】専門家13人が「生成AI時代」のセキュリティを多角的に解説