IPA調査、「Gammima」登場でウイルス検出数が急増 - クレジットカード情報詐取の報告も
不正アクセスの届出件数は9件で、すべてで被害が発生している。内訳は侵入8件、DoS攻撃1件。不正アクセス関連の相談件数は32件。そのうち7件で被害が発生していた。
侵入被害の内訳は、他サイト攻撃の踏み台に悪用されたケースが4件、クレジットカード情報の詐取が3件、ウェブページ改ざんが2件だった。侵入の原因は、脆弱なパスワード設定が3件、ウェブアプリケーションの脆弱性を攻撃が3件、設定不備が1件だった。
同機構へ寄せられた相談総件数は1692件で、5月の1640件から増加。「ワンクリック不正請求」に関する相談は511件と微減したが、依然として500件を超えている。
このほか、「Winny」に関する相談が7件、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談」が6件寄せられている。
(Security NEXT - 2011/07/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
先週注目された記事(2024年5月5日〜2024年5月11日)
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」