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偽セキュリティ対策ソフトが増加、「Gumblar」関連も依然ランクイン - トレンド月間ランキング

また5月は、SNSのログインパスワードの変更を騙ったメールに添付されたファイルから感染したケースや、マイクロソフトの無償セキュリティ対策ソフト「Microsoft Security Essentials」に似せたマルウェアも確認されている。

これら偽セキュリティ対策ソフトの中には、従来のウイルス同様、感染後にインストール済みの正規セキュリティ対策ソフトを停止し、セキュリティベンダーのサイトへのアクセスを妨害する機能を持つものもある。

攻撃手法として、偽セキュリティ対策ソフトが直接添付ファイルとして送りつけることもあるため、不審な添付ファイルの取り扱いには十分注意するよう同社では呼びかけている。

同社が5月に報告を受けたウイルスのランキングは以下のとおり。

1位:WORM_DOWNAD
2位:MAL_HIFRM
3位:MAL_OTORUN
4位:TROJ_FAKEAV
5位:HTML_FAKEAL
5位:BKDR_AGENT
7位:JS_IFRAME
8位:MAL_XED-10
9位:TROJ_OFICLA
10位:TROJ_MALWARE

(Security NEXT - 2010/06/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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