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リムーバブルメディア経由で感染するマルウェアが1位と3位に - マカフィー第1四半期レポート

一方、スパム流通量は2009年第4四半期から5ポイント増加し、1日あたり約1390億通。全流通メールの89%を占める。流通量は一時減少傾向にあったが、現在は2008年中ごろの水準に戻っているという。精力増強剤に関するメールで全体の71%を占めた。

国内に限って見ると、配信状態を通知する「DSN」メッセージの割合が非常に高かったという。必ずしも不正なものではないが、偽の差出人アドレスに送信したメールが戻されるとスパムになる。シンガポールおよび香港でも同様の傾向が見られた。

このほか、ハイチやチリで発生した大地震の救済活動に便乗した詐欺行為が急増した。また検索エンジンを悪用する攻撃も、昨年から引き続き目立っている。

トヨタのリコール問題やiPad発売、有名スポーツ選手のスキャンダルなど、ユーザーの関心の高いニュースを検索した場合、上位に不正サイトへ誘導するリンクを表示させる。

(Security NEXT - 2010/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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