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「Gumblar」関連の感染報告は減少傾向に - マカフィーレポート

「Bredolab.gen」がインストールを試みる偽セキュリティソフト「FakeAlert」は、偽のウイルス感染アラートを表示して製品の購入を促すもので、製品の種類ごとに検知名が異なるためランキングには入っていないが、亜種も多く今後も注意が必要だとしている。

このほか、「Spy-Agent.br.dr.gen」が検知企業数の5位に、マシン数の9位に圏外からランクインした。これは2006年に発見された情報詐取を目的としたトロイの木馬で、マルウェアへのリンクを含んだスパムが数カ月ごとに大量配信されるといった動きが観測されている。

不審なプログラムのランキングでは、前月から大きな変化は見られなかった。全体の件数もほとんど変わらないという。同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。

ウイルス

1位:Generic!atr
2位:W32/Conficker.worm.gen.a
3位:W32/Conficker.worm!job
4位:Generic PWS.ak
5位:PWS-Gamania.b!a
6位:Generic Dropper.lr
7位:Generic PWS.y!brn
8位:PWS-Mmorpg!mc
9位:SpyAgent-br.dr.gen
10位:Generic Dropper.lr.gen.a

不審なプログラム(PUP)

1位:Generic PUP.x
2位:Adware-OptServe
3位:MySearch
4位:Generic PUP.d
5位:RemAdm-VNCView
6位:Generic PUP.z
7位:MWS
8位:ASKToolbar.dll
9位:Adware-Softomate.dll
10位:RemAdm-VNC

(Security NEXT - 2010/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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