「iPhone」狙う強力な攻撃キット「Coruna」 - 多数脆弱性を悪用、CVE未採番も
Googleの脅威インテリジェンスグループ(GTIG)は、Appleの「iPhone」を標的としたエクスプロイトキット「Coruna」を確認したことを明らかにした。
「iOS 13.0」から「同17.2.1」までのバージョンを標的とした攻撃活動を観測したもの。2024年1月にAppleが対処した「CVE-2024-23222」を皮切りに、2026年3月4日の時点でわかっているだけでも悪用されているエクスプロイトはあわせて23件にのぼり、5種類の攻撃チェーンが設計されていたという。
2025年2月に監視ベンダーの顧客環境で攻撃チェーンを観測。その後、ウクライナを狙ったと見られるロシアの攻撃グループ「UNC6353」の関与が疑われる水飲み場攻撃や、中国を拠点に金銭目的で活動する攻撃グループ「UNC6691」の大規模な攻撃キャンペーンで悪用されたことが確認されている。
エクスプロイトキットの流通経路はわかっていないが、複数の攻撃グループが脆弱性を再利用したり、改変しつつ高度な攻撃に悪用されている状況だ。
エクスプロイトチェーンは、開発内部ではコードネームとして「Coruna」と呼ばれていた。Googleでは数百種類のサンプルを入手して分析した結果、包括的かつ巧妙に設計されたiOSエクスプロイトコレクションであることが判明したという。
(Security NEXT - 2026/03/06 )
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