Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メッセージブローカー「Apache ActiveMQ Artemis」に深刻な脆弱性

メッセージブローカー「Apache Artemis」「Apache ActiveMQ Artemis」に脆弱性が明らかとなった。

ブローカー間通信に用いられる「Coreプロトコル」による「Core Federation接続」の確立処理に認証が欠如している脆弱性「CVE-2026-27446」が明らかとなったもの。

細工した通信により同脆弱性を悪用することで、対象となるブローカーに対して外部のブローカーとの接続を強制することが可能。不正なブローカーを経由させることでメッセージの注入や情報の窃取などのおそれがある。

「Apache Artemis 2.51.0」から「同2.50.0」、および「Apache ActiveMQ Artemis 2.44.0」から「同2.11.0」までのバージョンが影響を受ける。

Apache Software Foundationでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアを「9.3」と評価。開発チームでは脆弱性の重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

開発チームでは、2026年3月2日に脆弱性を解消した「Apache Artemis 2.52.0」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。すぐに更新できない場合は、「Coreプロトコル」の処理を無効化するか、クライアント証明書を用いた双方向SSL認証による接続を用いることなどを挙げている。

(Security NEXT - 2026/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Junos OS」などに脆弱性 - 運用スクリプトを許可する環境に影響
オムロン製UPSのWindows向け管理アプリに脆弱性 - 修正版が公開
エラー追跡ツール「Sentry」に脆弱性 - アカウント乗っ取りのおそれ
ファイルサーバ「goshs」に認証回避など複数脆弱性 - 修正版を公開
「Apache ActiveMQ」にRCE脆弱性 - 悪用が確認され「KEV」にも登録
「Cisco ISE」に複数の深刻な脆弱性 - 一部修正パッチを準備中
「Ivanti Neurons for ITSM」に脆弱性 - アップデートを提供
SAP、月例セキュリティアドバイザリ19件を公開 - 「クリティカル」も
「Cisco Webex」のSSO連携に深刻な脆弱性 - 証明書の更新を
「Chrome」が脆弱性31件を修正 - 5件は「クリティカル」