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アジアや南米のスパム発信が増加、2010年もスパムは活発な年 - シマンテック調査

11月はクリスマス商戦へ便乗するスパムが発生したほか、新型インフルエンザワクチンの登録プログラムを装ったスパムについても、Zeus系のボットネット経由で配信されたという。またスパムメールの平均サイズが小さくなっており、添付ファイルが付属したスパムの減少している。

同社は、2010年以降の見通しについて、ボットネット間で主導権争いがあるものの、配信チャンネルが比較的安価であり、スパム発信が活発な年になると予測している。

シマンテック
http://www.symantec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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