Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティパッチによるExcel 2000の不具合、「ふりがな」が原因

マイクロソフトは、1月のセキュリティ更新プログラム(925524)をExcel 2000へ適用した際に、ファイルが開けなくなる現象について原因を明らかにした。

同社によれば、ファイルの作成時に実行モードが韓国語、中国語、日本語に設定されている場合に問題が発生。ファイルに埋め込まれている「ふりがな」の処理において不具合があったという。1月12日の時点では、問題を回避するには他バージョンを利用するしかなく、引き続き同社では調査を進めている。

関連記事:MS、月例セキュリティ更新プログラムを公開 - Mac版Office向けパッチも
http://www.security-next.com/005245.html

関連記事:Excel 2000向けセキュリティパッチに不具合 - MSが原因を調査中
http://www.security-next.com/005259.html

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2007/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
サカタのタネにサイバー攻撃 - 侵入痕跡を確認
ネットワークにサイバー攻撃、情報流出の可能性も - 広島工業大
中学校で生徒の個人情報含む書類がファイルごと所在不明 - 横浜市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市
国勢調査対象者名簿を誤送信、メアド誤り第三者へ - 熊谷市
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起