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セキュ市場、SaaSが二桁成長 - オンプレミス低迷

IDC Japanは、国内におけるセキュリティ関連製品やサービスの市場動向を取りまとめた。2019年は5%台後半と堅調に推移している。全体としては今後も成長が期待されるが、オンプレミスは低迷が予測されている。

同社では、セキュリティ市場をソフトウェアやSaaS、アプライアンスをあわせたセキュリティ製品市場と、コンサルティングやシステム構築、運用管理、教育やトレーニングサービスを含むセキュリティサービス市場に分類して調査を実施しており、それぞれの売上高ベースに市場動向を取りまとめたもの。

2019年におけるセキュリティ製品の国内市場規模は3328億円。前年比5.6%増と堅調に推移した。同社では、2019年から2024年までの年間平均成長率を2%とし、2024年は3672億円を見込んでいる。

2019年における内訳を見るとソフトウェア市場が2773億円でアプライアンス市場が555億円。なかでもソフトウェア市場に含まれるSaaS市場が16.7%と高い成長率を示した。

2024年までの成長率はソフトウェア市場が2.5%、2024年に3134億円と予測。SaaS市場が10.4%と引き続き高い成長率を維持し、市場を牽引すると分析。一方、オンプレミス型のソフトウェア市場やアプライアンス市場は今後低迷すると見ており、アプライアンス市場は2024年には538億円へ縮小するとの見方を示した。

セキュリティサービス市場の2019年における市場規模は8340億円で、前年比成長率は5.7%を確保。2024年までの年間平均成長率は3.7%で、2024年には9994億円に拡大すると見込んでいる。

(Security NEXT - 2020/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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