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高校生のセキュリティ対処能力は上昇傾向

総務省は、高校生のインターネットリテラシーに関する実態調査を実施し、結果を取りまとめた。セキュリティリスクやプライバシーリスクに対する対処能力が2年連続で上昇している。

同省では、青少年のインターネット上のリスクに対処する能力を測るため、2012年度より高校1年生を対象に、インターネットリテラシーを測定するテストを実施しており、2018年度は78校、1万2626人が回答した。

プライバシー保護やセキュリティ対策の能力を測るテストのほか、インターネット上の違法や有害なコンテンツへの対処能力、インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力などを測定している。

セキュリティリスクの対処能力を測るテストの正答率は67.4%。前年度の65.6%より1.8ポイント増加した。

プライバシーリスクへの対処能力も、正答率は63.9%で前年度の62.3%を上回った。いずれも2年連続で上昇している。

(Security NEXT - 2019/07/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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