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パブクラのセキュリティ脅威、6割超が「設定ミス」挙げる

2018年におけるワールドワイドの調査で18%の組織がクラウド関連のセキュリティインシデントを経験していたことがわかった。「設定ミス」を脅威と捉えるIT担当者も多い。

Check Point Software Technologiesが、サイバー攻撃の動向を取りまとめたもの。同社が運用する脅威情報ネットワークや過去1年間の調査活動、IT担当者や経営層を対象にしたアンケート結果などをもとに取りまとめた。

2018年は、調査対象における18%の組織において情報漏洩やデータ侵害、アカウントの乗っ取りなどをはじめとするクラウド関連のセキュリティインシデントを経験していたことがわかった。

62%のIT担当者がパブリッククラウドにおけるセキュリティ脅威として「クラウドプラットフォームの設定ミス」と考えていることも明らかになった。

(Security NEXT - 2019/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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