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暗号化通信でマルウェアの隠ぺい、約4割が経験

セキュリティ製品による検知を逃れるために暗号化通信が利用されることへの懸念が高まっている。実際に4割がサイバー攻撃に暗号化通信が利用されたとの調査結果をA10 Networksが発表した。

同社とPonemon Instituteが共同で調査を実施し、結果を取りまとめたもの。北米および欧州のITやITセキュリティ技術者を対象に1023人を対象に実施した。

同調査では、過去1年間に回答者の80%が、サイバー攻撃や内部犯行による攻撃を受けたと回答。さらに41%は、セキュリティ製品の検知を逃れるためにSSL通信を使用した攻撃を受けたという。

また4人に3人は、自組織のネットワークが、暗号化通信で隠れたマルウェアによる危険にさらされていると回答。今後1年間に攻撃者が暗号化を検出の回避に悪用することへ危機感を感じていたという。

(Security NEXT - 2016/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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