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「WhatsApp」とApple製品の脆弱性、連鎖させて攻撃か

米当局は、「WhatsApp」やTP-Link製の無線LAN中継機の脆弱性が悪用されているとして注意喚起を行った。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間2025年9月2日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」を更新し、あらたに2件の脆弱性を追加した。

Metaが提供するコミュニケーションアプリ「WhatsApp」では、認可不備の脆弱性「CVE-2025-55177」の悪用が確認されている。iOS版やmacOS版に影響があり、先にApple製品に明らかとなった「CVE-2025-43300」と組み合わせて悪用されたと見られている。

リンクされたデバイスとの同期メッセージにおける認可処理に問題があり、脆弱性を悪用されると、任意のURLが端末上で処理され、不正なコンテンツを実行されたり、情報を窃取されるおそれがある。

またTP-Link製の無線LAN中継機「TL-WA855RE」に判明した「CVE-2020-24363」が攻撃の対象となっている。同一ネットワーク上から認証なしに機器がリセットされ、管理者パスワードを変更されるおそれがある。

同庁では米行政機関に対して指定期間内に対策を講じるよう求めるとともに、広く悪用されるおそれがあるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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