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Flash利用の一時停止を、ゼロデイ脆弱性「CVE-2015-5123」発見ベンダーが警告

「Adobe Flash Player」にあらたなゼロデイ脆弱性が報告された問題で、「CVE-2015-5123」を報告した米Trend Microは、深刻な影響を及ぼす可能性があるとして、「Flash Player」の一時無効化を推奨した。

同社によれば、今回明らかとなった脆弱性「CVE-2015-5123」は、イタリアのセキュリティベンダーであるHacking Teamから流出した脆弱性のひとつ。

Hacking Teamが政府機関や法執行機関に提供している内偵ツールが、「Flash Player」などのゼロデイ脆弱性を利用していたことが判明したことから、Adobe Systemsでは米国時間7月8日に急遽セキュリティアップデートを公開したが、その後あらたに判明した。7月13日の時点で修正プログラムは提供されていない。

脆弱性をAdobe Systemsへ報告したTrend Microによれば、「CVE-2015-5123」はオブジェクト関数「valueOf」に起因する脆弱性だという。同社では悪用に対する警戒を強める一方、Hacking Teamからの情報漏洩により、すでに脆弱性が公開されている状態であるとして、今後危険にさらされる可能性があると危険性を指摘している。

Adobe Systemsでは「CVE-2015-5123」に対し、同様に明らかとなったゼロデイ脆弱性「CVE-2015-5122」とともに7月12日の週に公開するセキュリティアップデートで修正する予定。Trend Microでは、アップデートをインストールするまで「Adobe Flash Player」の無効化を推奨するなど、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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